2005-01-01から1年間の記事一覧

  マンダリンにて

マンダリンオリエンタル東京がオープンした。丁度知人と打ち合わせをする必要があり、ついでと言ってはなんだが、使ってみることにした。内装は、パークハイアット、コンラッドに負けず劣らず凝ったものになっている。ただ、マンダリンはオープン直後のせい…

  ちょっとした突っ込み

小飼弾氏のエントリーで。>とはいえ、問題の大部分は、「外」と「内」の境界で起るのだ。表皮細胞で起る「ガン」とそうでない「肉腫」の発生率を見たってわかるではないか。外の空気に対峙する事に比べたら、それこそ内の空気を読むなどということは取るに足…

   ハナモグラ

某英会話教室のCMに出てくるハナモグラというキャラクタは実在する。実際に鼻(花ではない)が花弁状になっているモグラがいるのだ。

        フェルマーの最終定理

サブタイトル ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで サイモン・シン著 暗号解読と同じ著者の秀作。現代の暗号である「素因数分解が困難なことを利用した公開鍵方式」とは、数論でつながっている。フェルマーの最終定理の周辺の話題もうまくまとめら…

  くま出現

今年も高島屋に多数のクマのぬいぐるみが出現。今年の色は赤が多数に白と青が少数。クマ好きの方必見。 2005年11月19日確認。

       休日

またのんびりできた休日をアップしてみる。 いつもと違ったところで散策したり本を読んでみたいと思い、晴海のトリトンスクエアへ出かける。オフィスが入っているせいか、休日は意外に静か。こんな集客でトリトンスクエア内の商業地区はやっていけるのかと心…

    不要な家電は

ふと、不要な家電は何かと考えた。人によって答えは違うだろうが、私の場合はテレビだ。他人がテレビを見ていると、うるさい。気が散るなどこちらの行動の邪魔になるだけだ。自分からテレビを使うのはDVDなどを見るときくらいか。わざわざ時間を割いて見るほ…

    ドーマー条件

前回も、家計と国家の比較で少し書いたが、わかりにくい書き方になった部分があるので、ここで訂正がてら勉強の成果をまとめる。 いかに国家とはいえ、経済成長のスピードを上回って借金が増えると破綻してしまう、この話。 まず、経済規模の拡大によって国…

     財政問題の続き

svnseeds氏からわざわざコメントを頂いた。まことにありがとうございます。 もとの話題はこちら 早速頂いたヒントを手がかりに考えていく。 国家と企業の借金で、違うところをあげる。国家には「強制的に収入を得る方法」つまり税収があるのに対し、企業には…

     svnseeds'氏の宿題

2005年10月12日のエントリーで財政問題に関して、いろいろな切り口を提示してくれている。 最近いろいろな本を読んだことを整理するのにちょうど良いかも。郵政問題も財政と深く絡んでいるし。それにしても、選挙が終わったら郵政も全然取り上げられなくなっ…

      Pen Boutique 書斎館 Aoyama

書斎館は、どちらかと言うと万年筆のコレクター向けのお店。メモ帳やポストカードもアンティークをそろえるなど、なかなか凝っている。きれいなレイアウトと中が静かなのが魅力。カフェが併設されていて、ゆっくりできる。 表参道の骨董通りにある。 2005年1…

   香港雑感の続きの続き

地元の人間によると、2005年10月の時点では、日本円-香港ドル売買は、ハンセン銀行が一番手数料が安いらしい。ご参考までに。 元々の香港の料理は広東料理らしいが、様々なレストランがあり、中華に関しては何でも食べられる。北京、四川などなど。ちなみに…

       休日

休みの日にやりたいことは色々あるはずだ。どんなことをするか知人と話をしていて、休日の行動をブログにアップすることを思いついた。少し前のことをまとめてみた。まず、休日の前夜から。時々、気分転換をかねて、六本木のBar Del Soleに寄ることがある。…

   香港雑感の続き

洗濯物 日本においては、外観を気にする地区では洗濯物が外に干せないのである。おしゃれな生活もなかなか大変だと思う。香港の場合、湿気が多いのと超高層ビルが多いせいで洗濯物が外に干せないところがあるらしい。しかし、古いマンションというかアパート…

   香港雑感

あちこち出かけるのが趣味、街が好きとなると香港は一度見ておかねばならない。そう決意して香港をぶらっと訪れてみた。 竹の足場 香港は地盤がしっかりしている。しかも、中国返還前はあの狭い地域に沢山の人間が住んでいた。となると、必然的に建物は高層…

   下がり続ける時代の不動産の鉄則

寺田昌則著 景気が上向いてきているようだが、不動産市況は改善するのだろうか。ほとんどの人の答えは「景気が良くなれば地価も上がる」であろう。本書の答えは「ほとんどの場所ではNo」というものだ。人口が減っているのに、マンションや新築住居、オフィス…

     最適通貨圏理論

おれカネゴンさんが地域別に通貨を分け、最終的に個人別の通貨になったらどうなるのだろうと考察していた。似たような話を読んだ記憶があり、「最適通貨圏理論」のことだろうと見当をつける。こちらのBewaadさんのサイトのまとめがわかりやすい。

   経済学という教養

稲葉振一郎著 「ライブ・経済学の歴史」とは違い、経済学全体を俯瞰するような構成ではない。マクロ経済学の大きな流れを解説、日本の経済システムに付いて思うところを述べ、マルクス(左翼について語る章もある)について思うところを述べ、厚生経済学に付…

対立

選挙の度に、都市部と地方の対立ということがテーマになる。自分では、地方でも県庁所在地やそれに匹敵するような人口規模の街は「都市」に分類し、それ以外を過疎の地区に分類した方がいいと思っていた。デジタルデバイドも郵政民営化も、この区分の方がメ…

   ライブ・経済学の歴史

小田中直樹著 市場対国家を読んで、今までのところ国有企業や規制に守られた企業がうまく行っていないこと、従って規制緩和と小さな政府が理念としては世界的な潮流になっていることを大雑把につかんだ。次の問題は、全くの手放しでは行けないから、どのよう…

     郵政民営化に関する断片的な考え

最近アップしたテキストは、書評と自分の意見が入り交じったものになっています。わかりにくいと思ったので気になることを別にまとめていきます。 民営化は必須か 規制緩和の流れからすると、郵政もいずれは民営化する方がよいだろうとは思う。しかし、どの…

   クルーグマン教授の経済入門

ポール・クルーグマン著 私は、経済学の専門家ではないので、専門家がどのような考えで現実を見ているか知りたかった。読みやすくて内容もよいという評判のこの本に取り組んだ。 いかにもアメリカの優秀な学者らしいと思ったのが、「たくさんの人の生活水準…

  市場対国家 上下

ダニエル・ヤーギン ジョゼフ・スタニスロー著 国家*1が様々な形で市場に介入すること、あるいは、市場のない共産国家では国家そのものが計画・生産・分配を行うことについての問題点を丹念にまとめあげている。丁度今の郵政民営化にタイムリーな内容である…

    郵政民営化を切り口に

今回の選挙は郵政民営化の是非を問う選挙だと自民党小泉は言う。しかし、どの党も、民営化することのメリットデメリットはあまり語らない。たまたま、経済に関する本を続けて読んでいたので書評と絡めて郵政民営化を考えてみる。

同情する相手

仕事ができないことに対して、「いっぱいいっぱいだから仕方ない」などという言葉が出るときがある。それは事実だろう、キャパシティを超えているのだ。しかし「かわいそう」というのはおかしいと思う。本当に「かわいそう」なのはそのあふれた仕事を押し付…

円滑さ

最近、自分の行動原理の一つに「円滑さを重視する」のがあることに気づいた。仕事でも、町中を歩くのでも、車を運転していても。円滑に物事を進めるための工夫が仕事術の一部になりうるのだと思う。では、仕事中に心がけていることの一部を披露。 「その場で…

    くま系情報(今日の思ッタコト - 都市浮遊者の雑記2004-10-18)

5月17日は井の頭自然文化園の開園記念日である。自称くま系動物研究家の私としては見逃すわけにはいかない。園内には、モルモットとのふれあいコーナーがあり人気。モルモットを抱えているとアナグマに触りたくなる。意外と凶暴なのだろうか?砥部動物園では…

     場所の意味

ある人にとっては、特定の場所が重要な意味を持つ。 渋谷を歩いていて、どうも修学旅行で東京に来ているらしい女子中学生二名に声をかけられた。 「原宿はどっちですか」 西武のあたりだったので山手線をランドマークに簡単に説明した。大きな声でお礼を言っ…

    日本のバール

日本にあるイタリアンバールを紹介。 カウンターで立って飲むことも可能。きめの細かい泡のカプチーノを出してくれる。それはBar Del Sole。六本木でも比較的落ち着いたところにありながらいつもにぎわっている。テラス席もあり様々なスタイルで利用可能。特…

    パリ・ローマのカフェ事情

フランスのカフェ、イタリアのバール文化は日本にも大きな影響を与えているだろう、ということで事情を調査。 パリのカフェは、訪れた曜日の加減か、閉まっている店が多かった。日本のカフェと同じような感覚で利用でき、ありがたい。ただ、大通りは地価が高…