2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自由市場の道徳性(3回目)

第三部は第5章と第6章からなる。

基礎的な理解

新書ブームのためか、書店によっては棚のかなりの部分を新書・文庫が占めていることがある。しかし内容が充実している訳では決してない。経済系に限ってみれば内容は玉石混淆で、岩田規久男先生の本のように我々の理解を正しい方向に導いてくれるものから、…

自由市場の道徳性(2回目)

第二部は、第三章と第四章からなる。

やはり税金は下げるべき

アナルコキャピタリストとして鋭く世の中を切っているkyuuriさんの論説。 私の簡単な考えなどをまとめてみます。 いきなり無政府の実現は無理だとしても、無駄の多い政府機能を制限していくにあたって今回のガソリン税の期限切れは非常によい実験だと考えま…

日銀の行方

日銀総裁の件もようやく収束しそうですが、日銀の行方を読むには 金融政策の経済学 岩田規久男著 がよいと思います。

自由市場の道徳性

アレキサンダー・H・シャンド著 オーストリア学派の入門書という位置づけであるが、オーストリア学派を様々な経済思想と比較することでその立場をはっきりさせている。その性質上、ノージックや集産主義も登場し、その射程はかなり広い*1。 *1:ただし触れた…