円滑さ

最近、自分の行動原理の一つに「円滑さを重視する」のがあることに気づいた。仕事でも、町中を歩くのでも、車を運転していても。円滑に物事を進めるための工夫が仕事術の一部になりうるのだと思う。では、仕事中に心がけていることの一部を披露。
「その場でできる仕事はできるだけ後に残さない」仕事の内容を見て、後に残し、また後で内容を見ながら処理すると余計に時間がかかる。
これとやや矛盾するようだが「仕事に優先順位をつける」その場でできない物は優先順位をつけて処理していく。優先順位の付け方だが、円滑さを重視する以上、他者と関わる仕事は、相手の時間も考慮する、ということになる。知人はこれを「自分のペースが変えられない人間は駄目だ」と表現していた。仕事がうまく進まない人を見ていると、他者が存在するということを見落としているという事実にしばしば行き着くのである。あるいは自分が精一杯やっているから許されるという甘えがある場合もある。自分の都合だけで行動していると、相手の時間も無駄になるし、調整などで何度も時間を浪費する。この問題においては、上下関係は関係ない。上でも下の都合を考慮する方がうまく行く場合も多い。ポイントとしては、キーになる人の行動をできるだけ制限しないということかもしれないが。
「約束を守る、特にお金と時間に関することは」時間にルーズな人、お金にだらしない人は、倫理的に問題がある。経験的にだがあまり信用できない。他者との「円滑さ」という視点で見ても、まともに仕事が進むはずがない。
仕事と直接関係ないが、「ダラダラ歩かない」「食事は少し早めに」というのは、ライフスタイルについての信条。ダラダラ歩くのは目的がないからのように見える。また、後ろに渋滞を作っているという意識がないのは無神経だからであろう。食事については、食事と会話を分離するのが好きだからで、同時を好む人が多いのは仕方ないと思っている。ただ、沢山の人が待っているのにダラダラと話をしながら食事している人はまわりを意識できないからなのだと思っている。