財政問題の続き

svnseeds氏からわざわざコメントを頂いた。まことにありがとうございます。
もとの話題はこちら
早速頂いたヒントを手がかりに考えていく。
国家と企業の借金で、違うところをあげる。国家には「強制的に収入を得る方法」つまり税収があるのに対し、企業にはないこと。企業の場合、業績不振なら収入はなくなるし、本来、入るはずの収入が相手の都合で入らない場合はせいぜい裁判を起こして、相手から得るべき収入を取り立てるくらいだろう。裁判を起こしても相手がすっからかんの場合は取り立てられないのだから。
次に支出の面。ヒントの「借金を放置するとどうなるか」だが、企業の場合は簡単。倒産に至るだろう。国家の場合はどうなるか。本当に払えないようなケースもあるだろう。しかし、日本の場合、すぐにそのような状況は考えにくい。債権も沢山保有しているのだから。本当に払えないような状況になる前にインフレになるのだと思う。それで解決と言っていいのか。直接的な答えではないが、下記の内容は関係してくると思う。