2011-01-05から1日間の記事一覧

石油はなくなるのか

現在利用可能な原油埋蔵量は価格や採掘コストに左右される。原油価格が上昇すればコストに見合わないとして放置されていた油田からの採掘が始まる。また、長期的には別の資源が利用可能になる*1。 *1:石炭はなくなると言われていたが、原油の方が利用価値が…

失業

参考文献 トマス・ソーウェル著 「入門経済学」第9、10、11章より欧州とアメリカで失業率がなぜ違うかに付いて、ソーウェルは雇用の際のコストだとしている。最低賃金制度と解雇規制のため労働力のコストが上がり結果的に失業者が増えてしまう。労働のコスト…

労働と資本の相対的希少性

参考文献 トマス・ソーウェル著 「入門経済学」第9章より少し前にリドレーの「勤勉革命」に付いて取り上げた内容をソーウェルも取り上げている。豊かな国では、労働力が相対的に希少であり、貧しい国では資本財の方が相対的に希少であるとしている。豊かな国…

強欲は差別をなくす

参考文献 トマス・ソーウェル著 「入門経済学」第9章よりトマス・ソーウェルは、入門経済学で差別と雇用の関係に付いて述べている。印象的なのは、1972年までさかのぼっても同じ境遇なら男性より女性の方がわずかに収入が多かった下りであろう。強欲な経営者…