失業

参考文献 トマス・ソーウェル著 「入門経済学」第9、10、11章より

欧州とアメリカで失業率がなぜ違うかに付いて、ソーウェルは雇用の際のコストだとしている。最低賃金制度と解雇規制のため労働力のコストが上がり結果的に失業者が増えてしまう。労働のコストが上がると誰が割を食うのか。若くてスキルのない人間だろう。アメリカでは政治的マイノリティも含まれるだろう。大多数の人はこれらの人を守るために最低賃金制度と解雇規制があると思っている。実際は全く逆なのに。
またソーウェルは労働のコストを気にせずとも良い企業に付いて触れている。公務員だ。政府の肥大の原因の一つをここだとしている。