付加価値の大切さ

参考文献 マット・リドレー著 「繁栄 (上)」 p69より

農業従事者が減り始めると、製造業は富を生まないと初期の経済学者たちはうろたえた。製造業に従事するものが減り始めると、経済学者たちはサービス業は製造から注意をそらすくだらないものだとした。今の日本でも同じような風潮はないだろうか。
しかし、現代の先進国では大半の人がサービス業で生計を立てている。仕事の種類ではなく、各仕事でいかに付加価値を生み出すかが大切。この点ではまさに職業に貴賤なし。需要がどれだけあるかの違い。