資源の呪い

参考文献 マット・リドレー著 「繁栄 (上)」 p53より

植民地からの富があるにも関わらず没落したスペイン、現代の産油国がなかなか豊かになれないこと、資源のない貿易立国が豊かなこと等を取り上げて「資源の呪い」を例証している。
現代のアフリカの例に付いてはこちらで取り上げた。

なまじ資源があると、悪い意味での独裁者が甘い汁を吸おうとして規制だらけになったり、腐敗した政府になったりするのだろう。やはり人的資本、私的所有権の擁護、規制は最小限といったことが発展の要因のようである。