リバタリアンな質問

こちらがちょっとした盛り上がりのよう。あえてリバタリアンとして分類すると、社会契約を重視する立場からの質問のようである。コメントしている人たちは、わかっているのにわざと皮肉な質問をしているように受け止めている人が多いようだ。ただ、福祉を重視しようが、最小国家あるいは無政府資本主義を志向しようが、取り上げられた問題について一度は考えてみるべきだと思う。このままヨーロッパ型の福祉国家を目指すもよし、政府の機能を縮小していくのもよし。しかし、大切なことは、様々な国家があって、自分でどこに加入するか選択できることではないだろうか。もちろん脱退も自由だとして。リバタリアニズムの懐の深さは、自分に強制がこなければ他人が全体主義を選ぼうが独裁制を選ぼうが干渉しないことだろう。