2008-02-11から1日間の記事一覧

無政府社会と法の進化

無政府社会と法の進化・蔵研也著読了。著者は学術的で(一般向けにはということだろうが)つまらないと言っているが、三冊の中で一番面白かった。無政府社会での警備会社の役割、法(取り決めのようなイメージか)も変化する様が生き生きと書かれている。 一…

国家はいらない

国家はいらない・蔵研也著読了。上記の前著とは違い、税金がいかに無駄に使われているかに切り込んだもの。著者も最後のあたりで触れているが、リバタリアンのみならず対極的な平等主義者にとっても読む価値のある本になっている。税金によって新しい差別が…

リバタリアン宣言

リバタリアン宣言・蔵研也著読了。リバタリアニズムに関する本も少しずつ増えてきているが、まだまだ日本人研究者によるものは少ない。この本はリバタリアニズムの基本的な部分を押さえた良書。他の二冊もそうだがとにかく読みやすいのがよい。情報へのアク…