消費者は弱者なのか

消費者保護という言葉を聞くことがあるが、保護する必要はあるのだろうか。
消費者は物やサービスが気に入らなければ購入しないだけのことである。消費者はたいていの場合、他に選択肢があるが、企業の側は顧客から見放されると倒産に追い込まれることもままある。本来、企業の側も顧客を選ぶことは可能だろうが、例えばコンビニで「あなたは気に入らないから売りません」などと言えば少なくとも現状では大問題になるだろう。
こう考えると、正しい消費者保護とは企業に競争させることだというのがよくわかるだろう。