都市と市場は相性がいい

都市がなければ自然と市場も小規模のものになり効率が落ちる。共産国家を思い出せばわかるように、市場のない都市というものはありうるが、都市の最大の利便性である物や情報の効率的な流れは滞ってしまう。
一人一人の行動はよく考えてのものでありうるけれど、結果として出来上がった総体は計画された物ではない自生的秩序に支えられているところも市場と都市は似ている*1。市場と都市はともに多様性を生み出す。多様性があるからこそ各人は自分の幸せを追求することができる。

*1:都市計画はえてして失敗しがちなことに注意