中国はなぜ発展しなかったか

参考文献 トマス・ソーウェル 「征服と文化の世界史」 第6章 総括p542、小室直樹「日本人のための宗教原論」第6章より

儒教は伝統重視であった。科挙は試験に合格すれば出世できるという点で画期的だったが、内容はテキストの暗記だった。また、中華思想には周りのものを「野蛮人」として軽く見る傾向があり、周辺で起きている改革を取り入れることができなかった。これらが原因となり科学技術の発達、社会制度の改善が遅れた。