アフリカにおける発展した国と発展しなかった国の違い

参考文献 トマス・ソーウェル「征服と文化の世界史」 アフリカ人より

ガーナでは、天然資源が豊富にあったにもかかわらず、政府介入的な政策のため、植民地支配からの独立後は低迷した。
コートジボアールでは、植民地支配から独立後もフランス人を放逐することはなかった(人的資本としての外国人を残した)。また、政府の介入が少なかった時代の経済成長は著しかった。コートジボアールの最も貧しい20%の層の人々の所得は、ガーナの同じ層の所得の二倍であった。しかし、コートジボアールが政府介入的な政策を採用するようになると経済は落ち込んでいった。