本当にお得な補助ですか

いつでも政府を民間企業として見よ」とは、アナルコ・キャピタリズム研究(仮)ブログのエントリの一つである。内容に完全に同意するが、一つだけ付け加えたい。「政府のやっていることの費用はどこかの誰かが払っているのです」と。政府があらゆる補助をすることを当然視するのは個人の自由である。だが、その費用はどこかの誰かが負担しているであり、湧き出てくるのではないのである。政府が行う*1というと表の面ばかり強調され、裏の負担している人のことが完全に忘れられている気がするのだが。
何か補助金がもらえるときは自問自答してみよう。補助のかわりにとんでもない負担を背負わされていないかと。

*1:蔵さんの言うクニガキチントである