探し物

以前からずっと気になっていた言葉がある。
quo vadis
学生の頃、教官から聞いた覚えがあった。とても博識で教育熱心な先生であった。どんな文脈でどんな内容を語ったのかは覚えていないのだが、なぜか気になっていた。その数年後、美術館でそのタイトルの絵を見た。道が二手に分かれていて、悩む構図だったと記憶している。
気になっては忘れを繰り返してようやくネットでそれらしきものを検索することができた。もともとはラテン語で、聖書に出てくる言葉らしい。「神よ、どこへいきたもう」
そして問題の絵があるのは、東京国立近代美術館らしい。
これで少しすっきりした。