福祉制度が機能しないわけ

公的な福祉と民間の競争する福祉団体の違いは何だろう。公的な福祉は独占団体ということだ。競争がないから効率が悪い。逆に福祉を民間主体で行うようになれば、団体同士が競争し、互いの目の届かないところをカバーし合う可能性が生まれる。そもそも、国が税によって福祉を運営し福祉を独占しているせいで、ちょっと寄付をしようという余裕が減りその機会も減ってしまうのだ。
本来、困っている人のあり方は多様で、何を必要としているかも違っている。汎用性のあるお金を与えるのもありだが、きめ細かく助けたい場合もあるだろう。その意味でも小規模の福祉団体が多数ある方がよいはずだ。