考える技術としての統計学

飯田泰之さんの考えるシリーズ*1の三冊目。いつものクリアな記述が冴え、統計をツールとしてどのように利用するかということが丁寧に解説されている。良書。小島寛之さんの統計の解説と双璧。
ただし、47ページの「福利」は「複利」の誤植だろう。よい本なのでぜひ次の版では訂正を。こちらのコメントで紹介があるのでTB

*1:勝手に「ダメな議論」「経済学思考の技術」とこれを三冊まとめてシリーズ化しています