続・svnseeds氏の宿題
以前、svnseeds氏がわざわざ誘導してくれた質問「では企業と国家の違いは何でしょう？」の答えをもう一つ見つけた。最初の答えは、課税する権利（というか能力と言うべきか）がある、というものであった。これは間違っていないと思う。しかし、不十分であることを発見した。国家にあって企業にないもの、それは通貨を発行する権利である。通貨を発行すれば、通貨発行益も得られるし。ただ、無制限に発行すると、インフレ目標ではなく、ハイパーインフレになってしまうだろうが。
一つ気づいたのは、最近流行のマイレージやポイントカードは通貨ではないのだろうか、ということ。その企業内のみで通用するなら世間一般で商品と交換できる強制力がないから通貨ではないだろうが、ポイント同士を交換できたり、換金できるようになると通貨としての性格を帯びてきているのではないかと思う。
もう一つ理解が深まるきっかけを作ってくれたsvnseeds氏に感謝。*1一応、最新のエントリへTBさせていただきます。http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20060629
